フロントエンドカンファレンス福岡 2026 公募プロポーザル採択結果・選考プロセスの開示

はじめに

フロントエンドカンファレンス福岡 2026 での公募プロポーザルの採択結果及び選考プロセスの開示を行います。

まず、「未来のフロントエンドと徹底的に向き合う」というテーマかつ全てのセッションで 45~60分(AMA 含む)という、かなりハードでレベルの高い条件の中、熱量ある真摯な姿勢のプロポーザルがたくさん提出されたこと自体がとても喜ばしいです。

2019年以来 7年ぶりの開催となった今年は、合計で実に 60 ものプロポーザルが提出されており、私たち運営委員会の想定を超える数の応募をいただきました。

FECF 2026 に興味を寄せいていただき、時間を割いてプロポーザルを練り上げていただいた皆様に、心から感謝申し上げます。

採択結果

FECF 2026 にて採択させていただいた公募プロポーザルを以下の通りお知らせいたします。

  • ssssota さん ・ フロントエンドUIフレームワークのこれまでとこれから
  • コサキン さん ・ Webで実用的な縦書きエディタは可能か?──現在地と普及に向けて
  • Sosuke Suzuki さん ・ なぜJavaScriptは異常なほど速いのか?
  • 菅原 孝則 さん ・ 速さを追い求めたらHTMLになった - Studioレンダリングエンジン刷新の2年半 -

公募枠上記4名とゲスト枠13名、スポンサー枠の1名を加えて、合計18名からトークいただく予定です。

採択者へのご連絡と補欠採択について

採択者の方には、プロポーザルを提出いただいた GitHub の Issue 上に採択通知と登壇可否のコメントを行っております。 本日より 3日(2026/6/24 23:59 JST)以内に、上記 Issue で @fec-admin をメンションする形で、登壇可否の最終承諾をお願いします。以下のフォーマットを任意でご利用ください。

@fec-admin

2026/9/12(土)に九州産業大学で開催される当イベントに、上記内容で 45~60分の登壇が可能です。

3日以内に Issue 内で承諾許可がない場合は、登壇の意思がないものとして判断させていただきます。短い期間ですが、補欠採択者の負担を軽減するためにも、予めご了承ください。

補欠採択が生じる場合は、3日後の 2026/6/25 より、上記と同様の採択通知を補欠採択者の方に向けてプロポーザルの Issue にお送りいたします。登壇可否の承諾期限は、上記同様、コメント投稿日から3日以内です。

トークの登壇確認が取れた時点で、採択確認作業終了いたします。

募集方法

FECF 2026 では GitHub Issue でのプロポーザル公募を行いました。

誰がどういったプロポーザルを提出したかに加え、採択結果は誰でも閲覧できるようになっています。

プロポーザルは GitHub アカウントを持っていれば誰でも提出可能で、採択前のプロポーザルの編集は自由です。採択後も、提出時点の内容に細かく縛られず、登壇する時点で自身が最も伝えたいと思う内容を優先していただくため、いつでも Issue の編集は可能です(要運営承認)。

選考プロセス

以下に FECF 2026 の採択プロセスを開示します。

外部の選考委員は特に設けず、コアメンバー5名でカンファレンスの趣旨に基づいた選考を行いました。

以下は実際に選考に関わるメンバーで共有した、具体的な選考プロセスです。

# 選考について

選考は以下の GitHub Projects で行います。(以下のリンク先では選考状況の進捗が閲覧できます。ご自身の判断で閲覧をお願いします。)

<link>

以降のプロセスで一貫して、ブラインド審査は特に行いません。登壇者の専門性やこれまでの活動、特性を適切に理解した上で選考を行うため、公開情報を公平かつ良識的に踏まえて審査することをお勧めします。

## 一次選考

選考する方は、上記 Projects で自分のビューを開き、scores フィールドを入力してください

### 選考上の注意

- 得点は 0~3 の間の整数で入力してください。
  - 0: テーマから大きく外れている、または内容の具体性が著しく不足しており、本イベントでの登壇は難しいと判断されるもの。または、内容が特定の組織の営利・広告に偏っていると思われるもの。
  - 1: 一定の技術的内容は含まれているが、構成やターゲット層が曖昧で、他プロポーザルとの比較や合議での議論をしたいもの。
  - 2: 内容が具体的かつ魅力的で、カンファレンスのクオリティを担保できる十分なクオリティに達しているもの。
  - 3: 新規性や専門性、コミュニティへの貢献可能性が極めて高く、多くの人にとってメインコンテンツとしての納得感が感じられるもの。
- 読んだプロポーザルには、必ず数値の入力をお願いします。すべての選考官は全てのプロポーザルに目を通してください。
- できる限り note に理由を記入してください。
  - 二次選考や応募者から理由の開示を求められた際に、一貫した説明が可能であれば、入力は不要です。
  - score が 2以上のプロポーザルには必ず根拠の記入をお願いします。二次選考のディスカッションで利用する可能性が高いからです。

## 二次選考

一次の得点の合計点をベースに、全選考官で合議で選考を行います。採択は4トークです。

### 選考上の注意

様々な観点でディスカッションできればと思います。

e.g.

- FECF 2026 テーマとの合致
- 登壇者の専門性とトーク内容の合致(その人だからこそ語れる内容か)
- 全体的なカテゴリ・登壇内容とのバランス感
- 新規性・工夫がなされているか
- エコシステムやコミュニティにとって新たな知見となり、推進力となるものか
- etc

タイムテーブルの都合上、FECF 2026 では採択可能プロポーザル数が非常に限られておりました。それに伴って選考基準は大変厳しいものとなり、他では十分に採択される可能性のあるクオリティのものでも、採択を見送る決断をせざるを得ませんでした。

運営内でもできる限り公平かつ透明性の高い選考になるように心がけましたが、広い目で見るとまだまだ考慮にかけていた点や改善すべきプロセスが十分あると思っております。

次回からの改善に繋げるためにも、選考プロセスや公募について幅広くご意見をいただき、さらに開示できる情報があればお答えしていければと思います。皆様からの声を Discussion にお寄せいただけるとありがたいです。

また、応募者の方からの採択・非採択理由の開示の要望があれば、随時受け付けております。応募いただいたプロポーザルの Issue 上で、 @fec-admin をメンションの上、その旨と開示方法(Issue コメント・DM・メール、など)をお知らせください。

※ 選考官ごとの評価や得点については、問い合わせ頂いても回答致しかねます。ご了承ください。

総評

独自の観点や専門性を重視するカンファレンスのテーマ、ゲストスピーカー枠の多さから相対的に縮まる公募枠、60分以内という短くないセッション時間、そして福岡という土地。時代の流れも相まって、このタイミングで Web フロントエンド技術の CFP に応えることは、決して容易とは言い難かったのではないかと思います。

そんな中、国内外含めた多様な箇所から、技術に真摯に向き合う姿勢を見せてくれるようなプロポーザルが数多く寄せられたことに、運営として驚きと喜びの気持ちを隠しきれません。

今回採択または審査の中で高得点を得たプロポーザルは、以下のようなものでした。

  • 本カンファレンスのテーマとの合致度が非常に高いもの
  • 業界全体としてのブログや登壇を見渡しても、これまでにない優れた独自性があり、本人の弛まぬ努力や創意工夫、思考の結果によってなされるもの
  • 技術やその思想に真摯に向き合う姿勢が非常に強く伺えるもの
  • 他のトークとの重複がなく、全体のバランスを整える作用がある
  • 本カンファレンスだからこそこのトークをしていただくことに意味があるもの

一方、以下に示す観点は著しく不採択と判断されたプロポーザルに多くみられた傾向でした。

  • 本カンファレンスのテーマとの合致度が低いもの
  • 本イベントの他トークとの重複で省かざるを得なかったもの
  • AI を用いたライブ DEMO が予想されるもの
  • 特定組織の営利に著しく依存しそうなもの
  • 過去の登壇とタイトルが重複するもの(YouTube で公開されているものなど)

ただ、不採択だったプロポーザルのほとんどは、こうした内容面での問題は特になく、採択または得点の高いプロポーザルとの比較で結果として今回取り上げることが叶わなかったものになります。

以上が FECF 2026 のプロポーザル採択プロセスと、結果の総評となります。改めて、皆様のご応募ありがとうございました。

運営一同皆様と最高のカンファレンスをつくっていければと思っております。登壇される方も、今回は登壇が叶わなかった方も、ぜひカンファレンスに足を運んでいただくことを検討いただければ幸いです。

今後のスケジュール

今後のスケジュールは以下のとおりです。いよいよ7月にはタイムテーブルのリリース、およびチケットの販売開始となります。お時間を要してしまい申し訳ありませんが、もうしばらくお待ちいただければと思います。

また、スポンサー様のトップページ掲載も、チケット販売開始前に順次行なっていく予定です。

  • チケット販売開始: 2026年7月1日(水)
  • タイムテーブル発表: 2026年7月1日(水)
  • カンファレンス当日: 2026年9月12日(土)

ご質問・ご相談について

皆様が快適に登壇・参加できるよう、運営として開示可能な情報はできる限り提供できればと思います。ご質問・ご相談は、以下にてお受けしておりますので、お気軽にご利用ください。

参考


運営一同、皆様のご参加を心よりお待ちしております。